【伝説的イベント】野外フェスの原点が岐阜にあった



中津川フォークジャンボリー

  • 1969年、70年、71年の計3回行われた
  • 開催地は岐阜県中津川市「椛の湖」湖畔
  • 第1回の観客数は、2,000〜3,000人
  • 第2回は、約8,000人
  • 第3回は、20,000〜25,000人
  • 日本初の本格的野外フェスとして知られる

 

 

出演者

私が生まれる以前のイベントですので、あまり知っている方がいません。

フォークソングやロックが、メインだったみたいです。

その中から、私が知っている出演者を挙げていきます。

  • 吉田拓郎
  • なぎら健壱
  • ミッキー・カーチス

たくさんの方がいましたが、私が知っているのは、この三方だけでした。

当時のアンダーグラウンドであったり、サブカルチャーの最先端を行く方が多かったのでしょう。もちろん観客の多くも、そうだったはずです。

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高石ともや氏

注:アンガールズの方ではありません。

観客について

第1回から第2回で、ほぼ3倍。第2回から第3回でまた3倍、観客の数が膨れ上がっています。

現在では、SNSなどで簡単にイベントの拡散が出来ますが、当時拡散できるものは何かあったのでしょうか?

音楽誌に取り上げられる事はあったかもしれませんが、ほぼクチコミでしょう。それだけ斬新なイベントだったんでしょうね。

若者は、体験した事がないもの、見た事がないものが大好きですから。お年寄りとは、真逆です。

この観客の中に、後の日本を革新していく人物が、いたんだと信じたい。

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観客の多くは20代でしょうから、約40年経った現在は、60代・70代になっていると思われます。

その方々が、現在のEDM系の野外フェスを見て、どう感じるのでしょうか?

もしも、頭から否定的な意見を述べるなら、寂しい感じがしますね。

歳をとっても、エネルギッシュな心を持ち続けたいものです。

 

ちょっとだけ話を外します。

私の尊敬する本田宗一郎さんが、こんな事を著書に書いていました。

若いものが何をやっているか、私に分かるようではつまらない。何をやっているか分からないから、楽しいんです。

※すみません。同氏に関する、たくさんの著書を読んだため、どの本かは分かりませんし、正確な文章ではありません。とにかく本田宗一郎氏は、亡くなるまで柔軟な頭を持ち続けたということです。

吉田拓郎さんのエピソード

このフェス当時、吉田拓郎さんは、まだメジャーではなかったようです。

それを証明するのが、メインステージとサブステージのうち、同氏が立ったのはサブステージだったこと。

すごいテントの下で歌っています。

 

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吉田拓郎さんは、このステージに不満があったらしく、ウィスキーをラッパ飲みしてからステージに上がったと言われています。

そして、1〜2時間歌い続けました。

 

 

「人間なんてララーラーラララ、ラーラー」

 

 

この1小節だけ延々と。

試しに、何回繰り返せるのか確かめるため、自分で歌ってみました。

1分で約9回、繰り返せます。仮に1時間だとして、単純計算で540回ほど繰り返していたようです。

 

普通なら飽きますよね?

ただ当時の観客は、大合唱して、一種のトランス状態になっていたそうです。

お客さんもお客さんで、だいぶ飲んでたんですね。

 

そして、このフェスが終わってから、同曲「人間なんて」がヒットし、スターへの道を歩んだと言われています。

フェスの終焉

第3回まで、爆発的に伸びていった、この野外フェス。

なぜ3回を最後に終わってしまったのか。

色々な説があるようですが、第3回のとき、暴徒化した観客がメインステージを乗っ取ってしまうなど、安全上の理由が一番だとされています。

 

観客側も、すごいパワーですね。今では考えられない事です。

 

しかし、このイベントの魂が、現在のサマソニであり、フジロックに生きているんだ。

 

ありがとう、吉田拓郎。

ありがとう、なぎら健壱。

ありがとう、中津川。

まとめ

このイベントを調べてみて、また写真等を見て、やっぱり若者のパワーは社会を変えるんだと実感しました。

徳川幕府を倒し、明治維新を起こしたのも薩長の若者です。

 

それから100年以上、現在に至るまで、その時々の若者が徐々に世の中を変え、また次の世代の若者が変えていく。その繰り返しで社会は成り立っていて、それこそが正しい姿なんだと、改めて分かった気がします。

 

幕末の志士

幕末の志士。

 

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中津川フォークジャンボリーの様子

 

 

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出典:FASHION PRESSより

 

今回の参院選から、18歳選挙制度がスタートしています。

選挙へ行き、1票を投じる。小さな積み重ねで、若い世代が世の中を変えていく事は、十分可能です。

「選挙へ行っても何も変わらない」そんな弱気な事を言っていてはいけません!

1970年の若者のエネルギーを、下の動画からもらい、若い世代も是非、選挙へ足を運んで下さい!

私自身も、自分の息子たちを全力で応援する事で、世の役に立とうと思います!

 

 

イベントに関する出典:やさか観光協会09椛の湖フォークジャンボリー

地図