古家付き土地の売却方法!初心者でも分かる具体例と解体費用などを不動産のプロが解説

皆さん、こんにちは。岐阜県可児市「陽のあたる部屋」藤井です。

このブログでは、不動産に関する最新の情報と実用的なアドバイスをお届けします。不動産に対する疑問や不安を解消するためのヒントを見つけてくださいね。

この記事のポイント

・古家付き土地の売却には2つの主な方法がある
・ 売却方法によって固定資産税や解体費用に違い
・最適な売却方法は物件状況や地域市場によって異なる

古家付き土地の売却方法:2つの選択肢

古家付き土地を売却する際、主に2つの方法があります。

  1. 古家をそのまま残して売却
  2. 古家を解体して更地にしてから売却

それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

1. 古家をそのまま残して売却

メリット
  • 解体費用がかからない
  • 固定資産税が安い(住宅用地の特例が適用される)
デメリット
  • 売却価格が低くなりがち
  • 買主が見つかりにくい

2. 古家を解体して更地にしてから売却

メリット
  • 売却価格が高くなる傾向がある
  • 買主が見つかりやすい
デメリット
  • 解体費用がかかる
  • 固定資産税が高くなる(住宅用地の特例が適用されなくなる)

具体例で見る売却方法の比較

ここで、具体例を挙げて2つの方法を比較してみましょう。

例:岐阜県可児市にある築40年の木造2階建て(30坪)の家がある100坪の土地を売却する場合

古家を残して売却する場合

  • 想定売却価格:1,000万円
  • 解体費用:0円
  • 固定資産税(年間):約3万円(住宅用地の特例適用)

古家を解体して更地にしてから売却する場合

  • 想定売却価格:1,200万円
  • 解体費用:約150万円(30坪×5万円/坪)
  • 固定資産税(年間):約18万円(住宅用地の特例なし)

この例では、更地にして売却する方が50万円ほど多く手取りがある計算になります。ただし、固定資産税が高くなるため、売却までに時間がかかる場合はこの差が縮まる可能性があります。

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実際にかかる費用

古家付き土地を売却する際に、実際にかかる主な費用は以下の通りです。

  • 仲介手数料:売却価格の3%+6万円(+消費税)
    例:1,000万円の場合、約36万円
  • 印紙税:売買契約書に貼付する印紙代
    例:1,000万円の場合、1万円
  • 解体費用(更地にする場合):4~5万円/坪
    例:30坪の家の場合、120~150万円
  • 測量費用:10~20万円程度(成形された土地)
  • 登記費用:数万円程度

まとめ

古家付き土地の売却方法は、物件の状況や地域の不動産市場によって最適な選択が変わります。一般的には、以下のような場合に各方法が向いています。

古家を残して売却

▶建物にまだ価値がある場合
▶解体費用が高すぎる場合
▶再建築不可の土地の場合

古家を解体して更地にして売却

▶更地のほうが需要が高い地域の場合
▶建物の価値がほとんどない場合
▶解体費用を考慮しても売却価格が高くなる場合

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さいごに

今回も最後までありがとうございました。このブログでは不動産の豆知識や、岐阜のお出かけ・グルメ情報を発信していく予定です。

これからも役立つ情報をお届けしていきますので、ぜひ次回もお楽しみに。またのご訪問を心よりお待ちしております!

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