皆さん、こんにちは。岐阜県観光連盟の公式サイトで岐阜の遊べる場所を記事にしている”ちゃんた”です。このブログでは岐阜の観光やグルメ情報、親子ゲーム情報を更新しています。
今回の記事は岐阜県の歴史紹介。その昔は岐阜県が日本の中心だったようですから、その歴史を振り返ります。
それでは、どうぞ。
主要な出来事
岐阜県内で起こった主要な歴史的な出来事について、年表形式で記していきます。【厳選38項目】
- 672年 壬申の乱 in 関ケ原
- 745年 美濃の地震【M7.9】
- 762年 美濃・飛騨の地震【M不明】
- 1221年 承久の乱 in 各務原
- 1556年 長良川の戦い【斎藤道三が息子に討たれる】
- 1566年 羽柴秀吉が墨俣砦を築く【一夜城】
- 1567年 織田信長が稲葉山城主になる【岐阜城】
- 1568年 信長が楽市楽座を制令
- 1586年 天正地震【M7.8】
- 1595年頃より 白川郷周辺でゴールドラッシュ【砂金】【帰雲城】
- 1600年 関ヶ原の戦い in 関ヶ原
- 1600年 柿が徳川家康に上納される【蜂屋柿】
- 1695年 高山陣屋を設置
- 1753年 宝暦治水工事を着工【木曽三川】
- 1754年 郡上一揆【百姓一揆】
- 1871年 廃藩置県により美濃地方が【岐阜県】、飛騨地方は【高山県】となる
- 1873年 大垣市に県内初の小学校創設【興文第一・第二小学校】
- 1876年 美濃地方と飛騨地方が合併【岐阜県に統一】
- 1877年 第十六国立銀行が開業【十六銀行】
- 1879年 第百二十九国立銀行が開業【大垣共立銀行】
- 1879年 岐阜新聞が創刊
- 1882年 濃飛自由党を結党
- 1882年 板垣退助が遊説中に斬り付けられる【板垣遭難】
- 1883年 県内初の公立図書館が開館【華陽学校付属書籍館】
- 1891年 濃尾地震【M8.0】
- 1898年 県内初の水力発電【八幡水力電気合資会社】
- 1915年 揖斐川電力株式会社設立【イビデン】
- 1917年 各務原飛行場開設【各務原基地】
- 1924年 日本初のダム式発電所竣工【大井ダム】
- 1943年 長良川鵜飼を中止【1947年まで】
- 1945年 各務原・岐阜市・大垣空襲
- 1963年 金華山ドライブウェイ開通
- 1964年 岐阜羽島駅開業【東海道新幹線】
- 1968年 岐阜テレビの放送開始
- 1983年 カミオカンデ観測開始
- 1995年 白川郷・五箇山の合掌造り集落がユネスコ世界遺産登録
- 1996年 スーパーカミオカンデ観測開始
- 2013年 リニア中央新幹線に中間駅【中津川】設置決定
岐阜の歴史から気付いたこと
岐阜県の主要な出来事をピックアップした結果から、気付いたことを書いてみますね。
二度も日本を二分する大戦があった
日本国内が二分して、東西で戦う大戦【壬申の乱】【承久の乱】【関ケ原の戦い】。過去に三度も大戦の決戦地になってしまったのは、岐阜だけではないでしょうか?
そのうち、関ヶ原は二度も開戦されています。ここは中山道・北国街道・伊勢街道の三街道が交差するため、戦国武将たちも集結しやすかったのかもしれません。
現在でいえば、「東京駅で待ち合わせね」みたいなことでしょう。
戦国時代は岐阜が中心地
戦国時代は、美濃の斎藤道三が国盗りを始めた頃からだと言われています。この時代には、岐阜が歴史の中心地になっていましたね。始まりも終わりも岐阜の地でした。
斎藤道三が、美濃一国から戦国へ突入。織田信長が岐阜城を拠点とし大いに栄え、惜しくも本能寺で討たれます。討った明智光秀も、岐阜の人間でした。関ケ原の戦いで、戦国時代の終焉がほぼ決定づけられたのも、岐阜の地です。完全に歴史の中心地でしたね。
この時代が、岐阜県のピークでした。
ピーク来るの早かったな。
白川郷の伝説
ユネスコ世界遺産登録で有名な白川郷。1595年頃より、砂金が取れることが評判になり、全国から人が集まってきたそうです。いわば Japanese Gold Rush。これが無ければ、現在の白川郷集落は存在しなかったかもしれませんね。
埋蔵金伝説もあります。
白川郷の近くに帰雲城というお城がありました。ここに、ゴールドラッシュで採れた砂金を貯蔵していたと考えられています。しかし、帰雲城は後の地震によって崩れ落ちます。その後、貯蔵されていた金の行方が分からない。なんて言い伝えもあるそうです。
糸井重里さんも、この辺りを掘ればよかったのに。
大地震は怖い
岐阜県では、大きな地震が多くあったんですね。745年、762年、1586年、1891年。次の大地震はいつ来るんだろう?前回の大地震から約125年。
まあ、まだ大丈夫か。前回のスパンは約300年だし、前々回は約800年あったしね。
荒れ狂う河川の治水工事
岐阜県には木曽川・長良川・揖斐川、三本の大きな川が流れています。この三本が、何度も大洪水を起こしてきました。現在の海津市などは、人的被害も多数出しています。
これを治水するために、薩摩藩が動いてくれます。宝暦治水工事。詳述はしませんが、難工事にあたり沢山の方の命が奪われました。難工事過ぎて、工事がうまく進まぬ故の切腹も。それも数多く。
幾多の難を乗り越えて、やっと完成した工事。しかし、この工事後も洪水被害は治まりません。明治中頃より再度治水工事を行います。この工事後には、洪水被害が大きく減りました。
岐阜県を語る上で、これらの治水工事は外せないでしょう。
十六銀行と大垣共立銀行のライバル関係
以前「うだつの上がる町並み」の記事中でも紹介した両銀行。ライバルっぷりが粋。開業したのは2年しか変わらなかったんですね。16と129だから、もっと差があるものだと思ってました。
世界の最先端!スーパーカミオカンデ
2015年、梶田先生がノーベル物理学賞を受賞されたときに、スーパーカミオカンデが話題になりました。
その前身に、カミオカンデがあったんですね。サイヤ人みたい。
2027年開通予定のリニア中央新幹線
この先、未来にかけて一番注目していること。2027年に開通予定のリニア。浮くんですよね?大地との接点がないんですよね?
中津川の駅から絶対に乗ります!
2016年も終わりだから、あと10年ちょっと。息子たちは、中学生・高校生か。きっと、あっという間に10年経っちゃうでしょう。今年1年も矢のように過ぎましたからね。
ちがった。リニアのように過ぎたと訂正します。
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岐阜県が誇る歴史タウン、関ヶ原へ行くと「戦国時代へタイムスリップ!!」したような体験ができます。
岐阜の歴史まとめ
岐阜県の歴史を振り返るにあたり、図書館で沢山の本を読みました。郷土資料なんかも多数ありますしね。知識を入れたことで、県内旅行が楽しくなりそう。色々な背景が分かりましたからね。
自分が生まれ育った岐阜。これから先も、暮らし続けるであろう岐阜。
その歴史を調べることで、より愛すべき街となりました。
最後に、岐阜は今から約450年前の戦国時代がピークだったと書きました。2016年度の47都道府県別魅力度ランキングでは、鳥取県と並んで堂々の42位タイ。
しかし!時代は回ります。最近では、たった20年前の時代である、バブルブームというのが起こっているそうです。
以前に岐阜がブレイクした戦国時代から、もう450年。そろそろ陽が当たってもいいんじゃないか?そんな思いを胸に、このブログでは岐阜の魅力を紹介し続けていきます。
時代も、地球も回る。再び岐阜に太陽が昇ることを信じて。
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