皆さん、こんにちは。岐阜県可児市「陽のあたる部屋」藤井です。
このブログでは、不動産に関する最新の情報と実用的なアドバイスをお届けします。不動産に対する疑問や不安を解消するためのヒントを見つけてくださいね。
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「陽のあたる部屋」は、幸せな家庭を築くための不動産情報を提供するポッドキャストです。
夜の夫婦生活について、理想と現実のギャップに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。実際に、子どもがいる夫婦の約半数がセックスレス状態にあるそうです。その一方で、約8割の夫婦は月に1回以上の夫婦生活を望んでいるという調査結果もあります。多くの夫婦が、現状に満足していないようです。
その原因として、子どもの存在を挙げる夫婦が約6割いるそうです。子育て中の夫婦は、二人だけの時間を確保するのが難しいですよね。ただ、住まいの間取りを工夫することでレス解消に繋がる可能性があります。夫婦の仲の良さと、良好な育児環境は比例しているといわれていますから、
親子の距離と夫婦の距離を適度に保ち、夫婦だけの大切な時間を作ることは最優先事項です。子育て夫婦のレス解消について、不動産の観点から見た3つの工夫と心がけは次の通り。
1.子ども部屋と夫婦の寝室は、絶対に隣り合わせにしない


これは、どちらかの声や音に邪魔されることを防ぐためです。声や音を気にすると、夫婦2人の時間に集中できませんよね。お互いの寝室の間に、廊下を挟む、クローゼットを挟む、お手洗いを挟むなどの工夫が必要です。声や音を気にすることは些細なことだと思われがちですが、小さな心配事でも積み重なれば大きな問題となります。すでに隣り合った寝室の家に住んでいる方は、本棚や壁面収納などで防音効果を高めることを検討してみてはいかがでしょうか。仮に夫婦のどちらかが防音対策などの提案をしたとします。提案を受けた方は「そんなの変わらないよ」と頭ごなしに否定することだけは絶対にやめてください。その姿勢が夜の夫婦生活をさらに遠ざけることになります。住まいのことは夫婦で協力して決めていきましょう。
2.夫婦の寝室には鍵を付ける

これは、子供が急に入ってくることを防ぐだけでなく、鍵をかけたという心理的な安心感を生むことが大きなメリットです。また、最近の住宅ドアは、24時間換気をするために、床との間が必ず1センチ程度の隙間になっています。ここからの音漏れも気になるかもしれません。より安心感を得たい方は、簡易的な防音ドアも検討してみてください。
3.夫婦のベットは別々にする

夫婦のベッドはホテルにあるような形で、2つのベッドを1つの部屋に置き、普段は少し離しておくのが良いと思います。夜の夫婦生活の時だけベッドを隣り合わせに付けるようにしましょう。
大きな1つのベッドで2人一緒に寝ると、どちらかの寝返りなどが伝わり熟睡できないかもしれません。睡眠不足は性欲減少に直結するので要注意です。
部屋数に余裕があれば、夫婦別々で寝室を作るのが理想だと思います。
4.寝室以外にも居場所を作る

小さい子供と一緒に寝るようになると、寝室で夜の夫婦生活をするのが難しくなってきます。自然と、リビングにその場所を移す夫婦が多いそうです。「子供と楽しく過ごすためのリビング」という視点だけではなくて、「夫婦のためのリビング」という視点でのリビング作りも大切です。その観点から言うと、リビングの吹き抜けは慎重に検討してください。リビングを吹き抜けにすると開放的でオシャレ感もグッと増しますよね。その反面、夜の夫婦生活をリビングに移した時のことを考えると、子供を寝かしつけた後には、子供の音が気になったり、急に起きてきた時の対処をする時間が無いので落ち着きません。
5.夫婦寝室を浴室の近くに配置する
特に夏場は夜の夫婦生活後は汗をかきますよね。それが嫌で疎遠になっていくパターンもあります。寝室の近くに浴室・シャワーブースがあれば就寝中の子供たちに気兼ねなく汗を流せるので便利だと思います。
6.ベッドのリネンは色違いを用意する



リネンを変えるだけで気分が変わりますよね。子育て夫婦はこれから何十年も一緒に過ごしていくのですから、お互いに飽きないような工夫が必要です。リネンを複数用意するメリットは、気分を変えるだけではなく、洗濯がしやすくなることや、リネンが長持ちすることなどもあります。
7.子供と一緒に寝る期間を最小限に
皆さんは、お子さんと何歳まで一緒に寝る予定ですか?
我が家では、11歳の長男と未だに一緒に寝ています…。まだ三男が幼稚園児なので、家族全員で寝る流れが断ち切れていません。夫婦だけの時間を第一に考えた場合には大きな後悔です。
最初はグズグズすると思いますが、幼稚園世代のどこかでは一人で寝させるようにすれば良かったと感じています。子供と一緒に寝る時間も大切ですが、夫婦だけで寝る時間の方が大切だと今さら感じています。

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まとめ
以上、7つの住まいの工夫と心がけを紹介しました。これは私の考えであり、皆さんだけの答えが、きっとあるはずです。その答えを見つけるためには、夫婦間の考えを恥ずかしがらずにぶつけ合うことが大切です。
そのきっかけづくりとして、住宅の営業マンや、賃貸物件を案内する不動産屋さんの中で、夜の夫婦生活にも焦点を当てた提案をできる方は優秀だと思います。なぜなら、自分が悪役になることで、その夫婦が想定できないようなセックスレスを防ぐことができるからです。住まいを選ぶときに、夜の夫婦生活を円滑にする間取りの話をされたら気持ち悪いですよね?しかし、その部分を夫婦で話し合うことは本当に重要なことです。悪役になる営業マンがいないと、一般の方は昼の生活に関する動線しか話し合わないでしょう。
実際に私たちが家を建てる時もそうでした。私たちは子供がいない時に自宅を建築しましたが、子供が生まれて、成長していく過程で、ここまで夜の夫婦生活に支障が出るとは全く想定していませんでした。家を建てる時に担当の営業の方と昼の生活スタイルはしっかりと話し合いました。適切なアドバイスも頂いたので、子供が生まれてからも、自宅の間取りで困ったことはありません。
しかし、夜の夫婦生活は別です。ああすればよかった、こうすればよかったがたくさん出てきます。子供が増えるごとに、また大きくなるにつれて夜の夫婦生活は難しくなっていきました。もし仮に自宅の間取りを決める時に、担当営業さんが夜の夫婦生活についての間取りを提案してくれたとしたらどうだったでしょう?私たち夫婦は「そんなの余計なお世話だよね」と言って話を流していたかもしれませんし、「あんな話、気持ち悪いね。でも言われてみれば大切なことかもしれないから2人で話し合おうか」となっていたかもしれません。
今回は1戸建てを選ぶときの話に焦点を当てましたが、マンションや二世帯住宅だと考え方が大きく変わってきたりします。それぞれの考え方も聞きたいよって方がいましたら、コメント欄よりお知らせください。
実際に私が不動産の仕事をする中で、「夜の夫婦生活を視野に入れた提案ができるか?」と聞かれたら、絶対に出来ません。と答えます
だってお客様にひかれたくないですからね。ということで、
このポッドキャストでは、普段はお客様に伝えることができていない本音も含めてお届けしていきます。この番組のコンセプトは、家族の関係をより良くするための不動産選びや売り方をリスナーさんと一緒に考えていくことです。
多様な社会において、正解は一つではありません。リスナーの皆さんと、なるべく多くの考え方を共有して、あなただけの正解を見つけるヒントを提供したいのです。ぜひ皆さんの考え方も、コメント欄よりお知らせください。
また、番組では暮らしや不動産に関する疑問・質問に答えていきます。

あなたの悩みを下のメールフォームや、この記事のコメント欄から送ってもらえると嬉しいです。よろしくお願いします
ポッドキャスト陽のあたる部屋は、毎週月曜日の朝に更新されます。また次回ポッドキャストでお会いしましょう。
不動産に関する質問をお待ちしています

さいごに
今回も最後までありがとうございました。このブログでは不動産の豆知識や、岐阜のお出かけ・グルメ情報を発信していく予定です。
これからも役立つ情報をお届けしていきますので、ぜひ次回もお楽しみに。またのご訪問を心よりお待ちしております!
・子ども部屋と夫婦の寝室は、絶対に隣り合わせにしない
・夫婦の寝室には鍵を付ける
・夫婦のベットは別々にする
・寝室以外にも居場所を作る
・夫婦寝室を浴室の近くに配置する
・ベッドのリネンは色違いを用意する
・子供と一緒に寝る期間を最小限に