相続時の不動産売却【第2回】相続発生から不動産売却までの流れ

皆さん、こんにちは。岐阜県可児市「陽のあたる部屋」藤井です。

このブログでは、不動産に関する最新の情報と実用的なアドバイスをお届けします。不動産に対する疑問や不安を解消するためのヒントを見つけてくださいね。

この記事のポイント

・不動産を相続してからチェックすべきこと
・相続不動産を売却する時の流れを確認

前回の記事

相続した不動産を売却する際には、いくつかの重要なステップを踏む必要があります。今回は、相続の発生から不動産売却までの流れを詳しく解説します。

相続の発生

相続は被相続人(故人)の死亡によって開始します。相続が発生したら、まず以下の手順を踏みましょう。

  1. 遺言書の有無を確認する
  2. 相続人を特定する
  3. 相続財産を調査する

遺言書がある場合は、原則としてその内容に従って相続が進められます。遺言書がない場合は、法定相続人による遺産分割協議が必要となります。

遺産分割協議

遺言書がない場合、法定相続人全員で遺産分割協議を行います。この協議では、誰がどの財産を相続するかを決定します。遺産分割協議のポイントは次の通りです。

  • 相続人全員の合意が必要
  • 話し合いがまとまらない場合は家庭裁判所の調停を利用できる
  • 協議の結果は「遺産分割協議書」にまとめる

遺産分割協議書は、相続登記や不動産売却の際に必要となる重要な書類です。

相続登記

不動産を相続した場合、相続人の名義に変更する相続登記が必要です。相続登記の手順は以下の通りです。

  1. 必要書類の準備(戸籍謄本、遺産分割協議書など)
  2. 登記申請書の作成
  3. 法務局への申請

相続登記は専門的な知識が必要なため、司法書士に依頼することをおすすめします。

不動産業者への依頼

相続登記が完了したら、不動産売却の準備に入ります。まずは信頼できる不動産業者に依頼しましょう。不動産業者選びのポイントは以下のとおりです。

  • 地域の相場に詳しい
  • 相続不動産の売却経験が豊富
  • コミュニケーションが取りやすい

不動産業者との契約には、専属専任媒介契約、専任媒介契約、一般媒介契約の3種類があります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った契約を選びましょう。

藤井

不動産の制度や税制について調べるのは大変ですよね。人によって様々な状況があるので、ご自分が知りたいことと少しずれた情報しか出てこないことも

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物件の調査と価格査定

不動産業者は、物件の現地調査を行い、適正な売却価格を査定します。査定の際には以下の要素が考慮されます。

  • 立地条件
  • 建物の築年数と状態
  • 周辺の相場
  • 法的規制

複数の不動産業者に査定を依頼し、適正な価格を見極めることが重要です。

買主との売買契約・決済

買主が見つかったら、売買契約を締結します。契約時には以下の点に注意しましょう。

  • 契約内容をよく確認する
  • 特約事項がある場合は明確に記載する
  • 手付金の金額と支払い方法を確認する

最後に、決済日に残金の受け渡しと所有権の移転を行います。この際、不動産業者や司法書士が立ち会い、スムーズな取引をサポートします。

まとめ

相続不動産の売却は、通常の不動産売却よりも複雑な手続きが必要です。各ステップを丁寧に進め、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることで、スムーズな売却が可能となります。相続税や譲渡所得税などの税金面にも注意を払い、計画的に進めていくことが大切です。

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さいごに

今回も最後までありがとうございました。このブログでは不動産の豆知識や、岐阜のお出かけ・グルメ情報を発信していく予定です。

これからも役立つ情報をお届けしていきますので、ぜひ次回もお楽しみに。またのご訪問を心よりお待ちしております!

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