皆さん、こんにちは。岐阜県可児市「陽のあたる部屋」藤井です。
このブログでは、不動産に関する最新の情報と実用的なアドバイスをお届けします。不動産に対する疑問や不安を解消するためのヒントを見つけてくださいね。
FIT制度(固定価格買取制度)の適用期間終了後、いわゆる「卒FIT」を迎えた太陽光発電所の売却を検討されている方も多いのではないでしょうか。この記事では、卒FIT後に太陽光発電所を売却することのメリットとデメリットについて詳しく解説します。
卒FIT後の太陽光発電所売却のメリット
現金化できる
太陽光発電所を売却することで、最大のメリットは現金化できることです。卒FITによって売電単価が下がり、事業の継続に魅力を感じなくなっても、発電所には一定の価値があります。その価値を適切な価格で売却できるのは大きなメリットと言えます。
維持管理コストから解放される
売却後は発電所の維持管理が不要になります。太陽光発電所は物理的な管理やそのためのコストが発生しますが、売却によってそれらから解放されます。
今後の収益リスクを回避できる
卒FIT後の売電単価は大幅に下落するため、事業の採算性が悪化するリスクがあります。売却することで、そのようなリスクを回避することができます。
卒FIT後の太陽光発電所売却のデメリット
売却価格が低くなる可能性がある
卒FITを迎えると、発電所の売却価格は下がる傾向にあります。FIT期間中ほどの高値売却は期待できないことを理解しておく必要があります。
売電収入を得られなくなる
売却してしまうと、たとえ低い単価でも売電収入を得ることができなくなります。長期的な収入源を失うことになるため、よく検討する必要があります。
税務上の影響がある
発電所を売却した年度は、多額の売却益が発生し、税負担が増える可能性があります。また、売却後は減価償却費を計上できなくなるため、節税効果がなくなります。
まとめ
卒FIT後の太陽光発電所売却には、現金化できる、維持管理コストから解放される、収益リスクを回避できるなどのメリットがある一方で、売却価格の下落、売電収入の喪失、税務上の影響などのデメリットもあります。
売却するかどうかは、発電所の状況や所有者の事情によって異なります。メリット・デメリットを十分に理解し、専門家に相談しながら、慎重に判断することが大切です。
卒FIT後の太陽光発電所の売却を検討されている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
不動産に関する質問をお待ちしています
さいごに
今回も最後までありがとうございました。このブログでは不動産の豆知識や、岐阜のお出かけ・グルメ情報を発信していく予定です。
これからも役立つ情報をお届けしていきますので、ぜひ次回もお楽しみに。またのご訪問を心よりお待ちしております!
・太陽光発電所を売却するメリットとデメリット