関鍛冶伝承館で日本刀の知識を頭に叩き込んできた



chantaです。

先日、関市にある「関鍛冶伝承館」へ行ってきました。日本刀やナイフなどがたくさん展示してあります。また、刀鍛冶の文化・知識についても学べます。

それでは、どうぞ。

関鍛冶伝承館

関鍛冶伝承館では平成29年1月21日(土)~3月20日まで、企画展として二代兼定(之定)の刀が展示されます。

この二代兼定は、関孫六と共に最も優れた刀鍛冶として称賛されています。私は日本刀に詳しくありませんが、この之定については以前から知っていました。

この機会に、之定の刀を見なくては。

関鍛冶伝承館

私が訪れたのは、メチャクチャ寒い日でした。雪もチラついてましたから。

毎月第一日曜日には、日本刀鍛錬の実演が見られますので全国から大勢の方が訪れます。

関鍛冶伝承館を見学してみて

館内を見学してみて、感じたことを書いていきます。

伝統の刀産業もグローバル

THE・日本の伝統と思っていた日本刀の世界ですが、ここもグローバル化してみたい。

真剣は重い

真剣を持つことのできるコーナーがありました。思っていたよりは軽かった。短いからかな?

旧陸海軍のナイフ

貴重なナイフの展示もあります。

何十徳ナイフ

五徳ナイフなんてのがありますが、こいつはいったい何徳なんだ?

兼定の刀 兼定の刀

下段が兼定(疋定)の刀。何十振もの刀が展示してありましたが、この刀から一番オーラが出ていました(私は素人です)。

趣向品

お殿様が持っていそうな一振りも。

刃こぼれ

すごく見難いですが、刃こぼれ。戦ったんでしょうね。どの刀も、現在まで何百年の間に数々の修羅場をくぐってきたんでしょうね。

私がここを訪れる一番の目的だった「之定」の刀も見ました。なぜかこの一振りだけは撮影禁止です。やはりこちらもオーラがありました。

日本刀の知識

私は9時のオープンと同時に入館。その後何人ものお客さんが来ましたが私より先に退館されました。

展示してある品をひとつ残らず、掲載されている文章も一字残らず読んできましたからね。時間がかかったわけです。

日本刀の始まり

現在の形の日本刀は、平安時代の後期(1190年頃?)に完成されたといわれています。日本刀の5大産地を「五か伝」と呼び、山城・大和・備前・相州・美濃(関)があります。

関鍛冶の始まり

ハッキリしたことは分からないらしいですが、鎌倉末期(1300年頃)~南北朝時代(1392年)の頃に始まったようです。関の刃物文化は約700年もの歴史があるわけです。

美濃(関)の刀の評判

「折れず、曲がらず、よく切れる」

まさに実戦向けの刀だったようです。

美濃(関)の刀匠

兼元(かねもと)

通称「関の孫六」。この名の方が有名なんではないでしょうか。切れ味のよさで全国に名を轟かせた人物。あの三島由紀夫が、自衛隊基地内で自決したときに介錯で使われた刀としても有名ですね。

兼定(かねさだ)

二代兼定は朝廷から「和泉守」という官位を賜ったそうです。突出した人物だったんでしょうね。この刀を愛用した武将たちを挙げます。

  • 柴田勝家
  • 細川幽斎
  • 明智光秀
  • 黒田長政
  • 森長可

などなど。歴史が好きではない方も、一度は聞いたことのある武将が含まれているんではないでしょうか?

2つほど豆知識を。

1.和泉守兼定の末裔が造った刀を、新選組・土方歳三が使っていたのは有名な話。

2.江戸時代には、「千両兼定」なんて呼ばれていたそうです。大きく盛られた話かもしれませんが、虎徹(新選組・近藤勇が愛用したといわれる)が50両の値だったとき、兼定は1,000両の値が付いていたらしい。1両で大工さんが23人も雇えたという話を聞いたことがありますから、1,000両あれば城が建つことでしょう。兼定の刀は、城に匹敵する価値が認められていた例えかもしれません。

さいごに

 ここへ来て、初めて日本刀を見ました。しかも何十振も一度に。
日本刀というのは、やはり素晴らしい技術を持って造ったものなんだと実感しております。
今度は、毎月第一日曜日にある日本刀鍛錬の実演を見に来たいですね。

地図