【日本三大清流】長良川が日本一だと主張する3つの根拠



日本三大清流

  • 静岡県の柿田川
  • 高知県の四万十川
  • 岐阜県の長良川

日本三大清流はこのようになっています。岐阜県民としてみれば、長良川が入っているのは当然でしょって感じです。私は、柿田川にも四万十川にも行ったことはありません。ですが、きっと長良川が一番でしょうね。私は小さい頃から、この川の上流から下流まで親しんでいます。上流がきれいなのは当然。下流までずっときれいであってこそ、日本一の清流です。これから長良川がどれだけ綺麗か、なぜ日本一だと言えるのかを根拠を持って説明していきます。

 

長良川について

長良川は、岐阜県郡上市にある大日ヶ岳を源に、伊勢湾まで流れる一級河川です。延長は166km。この章では、長良川の特徴、生き物、伝統に分けて詳述していきたいと思います。この3つこそが、長良川を日本一の清流だと主張できる根拠なのです。

 

1.特徴

長良川の一番の特徴は、ダムがないことです。これが清流であるべき、第一条件であると思っています。

なぜダムがあると清流ではないのか?

ダムがあると、流れの緩やかになるその場所には、どうしても砂が堆砂してしまいます。河床に堆砂すれば、本来は石の隙間などに生息する生物や、バクテリアなどが減少します。これは水質悪化に直結しますよね。また、魚などは卵を産む場所を奪われてしまいます。それは当然、本来あるべき健全な姿ではありません。砂防工事をしていても、山などから流れ込む土砂を防ぐのは不可能であり、また防ぐべきではありません。それは土砂などに混じり、栄養分や川の生物のエサになるミミズなどが川に流れることで、その川が生きていくのを助けるからです。

ダムがない長良川は、ミネラルなど栄養豊富な水が下流までノンストップで流れます。ノンストップ。交通で例えれば高速道路でしょうね。人間においても、ノンストップの高速道路と、通勤時間帯の国道1号線。どちらが気持ちいいかは聞くまでもありませんね。

では、なぜ栄養豊富な水が流れるのか?

答えは山です。長良川の源である大日ヶ岳には、ブナなどの原生林が残っています。また冬には多くの積雪があります。雪解け水は、豊かな土壌である山を流れ川となります。ブナの原生林、雪解け水。完全に美味しそうでしょ。この美味しそうな水が、長良川の豊かな生き物を育んでいるんですね。それでは続いて、生き物について。

 

2.生き物

長良川を代表する生き物を、お二方紹介します。

長良川の鮎

画像:きょうのアクアトト

まず初めに、長良川の生き物といえばやっぱり鮎でしょう!知名度は全国区!!

県外の皆さん、全国区ですよね?

いやいや。全国区では収まりません。世界レベルなんです。2015年12月、「清流長良川の鮎」として世界農業遺産に登録されました。はい、根拠のある世界レベルですよ。

 

オオサンショウウオ

画像:トゥルーノース

はい。天然記念物オオサンショウウオ!でかいですよー。実際見るとホントでっかいです。

私も知りませんでしたが、長良川へリバーダイビングしに来る方たちがいるんですね。それにしても、リバーダイビングなんて初めて聞きました。魅力たっぷりの長良川だからこそ、成立するんでしょう!

これとは別ですが、長良川の支流へ上っていくと、サンショウウオという手のひらサイズのカワイイ生き物もいます。私が小さい頃は、この小さい支流の川底の石をめくると結構な確率で発見できました。地元の人の話で、これを生き飲みすれば泳ぎが上手くなると言われ、生き飲みしちゃった記憶があります。余談ですが、郡上八幡では吉田川の小魚を生き飲みすると泳ぎが上手くなると言われ、捕まえて生き飲みしました。岐阜県の川沿いに住む方々は、川の生物を生き飲みさせたがる傾向があるようです。

 

3.伝統

日本一の清流と主張するのは、川がきれいなだけじゃない付加価値があるからです。この川を代表する伝統。

長良川鵜飼い

画像:ハナさんのブログ

ジャジャーーン。鵜飼いですよ!約1,300年の歴史があるんですって。この鵜飼いをただの観光行事だと思ってはいけませんよ。すっごく格式高いんですから。長良川の鵜飼いは、日本で唯一、宮内庁に認定された鵜匠が行っています。この鵜匠は合計9人のみ。宮内庁に認定された方々ですから、国家公務員になります。この9人は世襲制ですから、減ることはあっても増えることはありません。すっごーく貴重な存在であり、技術です。この鵜匠たちが行って捕った鮎は、皇居・伊勢神宮・明治神宮へも奉納されます。

この【鵜匠】という地位は、織田信長が与えたものだという説もあります。織田信長が、長良川の鵜飼いを愛していたことは事実です。

 

やっぱり日本一

以上、長良川がなぜ日本一の清流なのかについて書きました。少しは共感していただけたでしょうか?

いやー、改めて長良川について考えてみると、実に奥深い。掘り下げれば掘り下げるほどに魅力が出てきそうですね。長良川については、魅力が書ききれない程あります。後日、別の切り口から改めて記事を書いてみたいと思っています。最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。