ゲン担ぎに高山市荘川町にある「治郎兵衛のイチイ」を見てきた

治郎兵衛のイチイ

皆さん、こんにちは。岐阜県観光連盟の公式サイトで岐阜の遊べる場所を記事にしている”ちゃんた”です。このブログでは岐阜の観光やグルメ情報、親子ゲーム情報を更新しています。

イチイは岐阜県の木として指定されています。常緑針葉樹であり、秋に赤い実を付けるのが特徴です。木の成長が遅いために、年輪の幅が狭く、針葉樹としては固い木の部類に入るでしょう。木肌がきれいで、磨けば光沢も美しい木です。これらの性質から、加工して家具にされたり、建材にも利用されてきました。高山では「一位一刀彫(イチイいっとうぼり)」という民芸品が有名。

治郎兵衛のイチイ

高山市荘川町には、樹齢2,000年以上とされるイチイがあります。この老木は、「治郎兵衛(じろべえ)のイチイ」と呼ばれており、一部の方の間では大変有名な木なんです。

この木は、1989年の環境庁による調査で、イチイとしては日本一の幹周囲であると報告されています。

7.95mあるんですよ。先にイチイは成長の遅い木と述べました。ですから、7.95mあるっていうだけで大変なものなんです。そこで1994年には、国の天然記念物に指定されました。ちなみに、樹高は約15mあります。※岐阜県HPより

イチイの中の一位。1位の中の1位。本物の1位…

ゲン担ぎに治郎兵衛のイチイを観に行きませんか?

地元の方の話

この木から3分ほど歩いた所に、無料の駐車場があります。5~6台は停めれる駐車場です。

私が駐車場から歩いて木へ向かうと、木の前面道路を清掃しているおじいさんがいました。挨拶を交わします。少しお話を伺うことに。このおじいさんは、治郎兵衛のイチイの隣に、もう一本イチイがあるんですが、その根元の墓を管理されている方だといいます。ちなみに、治郎兵衛のイチイの根元にもお墓があります。旧荘川村では、木の下に墓を造るのが伝統であったそうです。

おじいさんから、左手の方を見るように言われます。そちらには、大きな杉の木があり、その木の根元にもお墓がありました。元々はイチイの木があったそうなんですが、雷に打たれて消失し、現在の杉が育ったと教えてくれました。また、治郎兵衛のイチイは傾いているとも教えてくれます。ですが、正面から見ていると全く分からない。側面へまわって見ると、あらら、確かに大きく傾いていますね。さらにワイヤーで支えられている。

治郎兵衛のイチイの見頃

この木の見頃も教えてくれました。例年6月20日以降が良いらしい。背後が斜面になっているのですが、ササユリが群生しており、6月20日以降に花が咲くそうです。標高が高いため、薄いピンクが珍しいササユリなのだとか。この時期には多くの観光客の方が訪れ、毎年のように来ている方もいるといいます。

薄いピンクの背景に、このイチイが栄える事でしょう。是非カメラに収めたいものです。

治郎兵衛のイチイの地図

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です