【紅葉・もみじ】秋の美濃市を観光コースを周ってみた

大矢田神社

皆さん、こんにちは。岐阜県観光連盟の公式サイトで岐阜の遊べる場所を記事にしている”ちゃんた”です。このブログでは岐阜の観光やグルメ情報、親子ゲーム情報を更新しています。

今回は、秋の紅葉を岐阜県美濃市で楽しむなら外せない2カ所を紹介します!

1つは大矢田神社、もう1つは小倉公園です。それでは早速みていきましょう!

大矢田神社の概要

所在地岐阜県美濃市大矢田2596
駐車場:車300円(11月中旬~12月上旬の紅葉時期のみ有料)
入場料:無料

大矢田神社のモミジ
▲大矢田神社のモミジ

この神社一帯には、モミジが約3,000本存在しています。さらに老木が多いことから昭和5年に国の天然記念物に指定されました。

本当はモミジがすごく綺麗なんです。ただ、ここ数年はマイマイガという蛾の幼虫が葉っぱを食べてしまい、本来の力を発揮しきれていません。今年は少し落ち着いたようですが、マイマイガの大量発生が治まれば更に綺麗な紅葉が観られるはずです。

ここ数年の間に大矢田神社の紅葉を見に行かれた方。がっかりしたかもしれません。いずれまた、ここを訪れてみてくださいね。

大矢田神社の紅葉の見頃は?

大矢田神社の紅葉は例年11月中旬から12月上旬です。

大矢田神社の建築|楼門

大矢田神社の楼門
▲ 大矢田神社の楼門

大矢田神社の楼門は1723年に建てられたものです。ちなみに、徳川吉宗が目安箱を設置したのが1721年ですね。この楼門は、美濃市の指定文化財となっています。

大矢田神社の建築|本殿

大矢田神社の本殿
▲大矢田神社の本殿
大矢田神社の本殿
▲大矢田神社の本殿

大矢田神社の本殿は1672年に建てられたものです。ちなみに、1673年には呉服店としてよく知られている「越後屋」が開業されました。越後屋は、現在の三越の原点です。この本殿は国の重要文化財となっています。

紅葉シーズン中は屋台も出ます

大矢田神社の屋台
▲大矢田神社の屋台

たい焼き、豚汁、イカ焼き、たこ焼きなど。一通り揃っています。

本殿までの参道

階段で上る道と、舗装された道があります。

階段で上る道は急坂でなので結構疲れます。舗装された道をゆっくり上っていく方がオススメ。道中の紅葉がきれいです。

登るの大変!階段ありますよ

大矢田神社の階段
▲大矢田神社の階段
大矢田神社の階段
▲大矢田神社の階段

急な坂道ですが、手摺があるので安心。石畳なので濡れているときは滑りやすくなるのでご注意を。

舗装された道

大矢田神社の参道
▲大矢田神社の参道

こちらの道の方が紅葉がきれいです。ゆっくり上っていけるので、お子さん連れでも安心。

大矢田神社から登山

この大矢田神社には天王山という山の登山口があります。

天王山

標高は537m。高い山ではありません。頂上まで1,200mですので、丁度よいハイキングになるでしょう。山頂への道中も紅葉がきれいなようです。ただし、傾斜がきつい所もあるようなので注意してください。

小倉公園の概要

所在地岐阜県美濃市泉町1571-3
駐車場:無料駐車場有
入場料:無料

美濃市観光地図
▲美濃市観光地図

大矢田神社の次は小倉公園。まずは、大きな地図をご覧ください。国道156号線、「殿町」の信号を北へ曲がってすぐの所に小倉公園はあります。

公園の裏手には「美濃橋」、公園の南西に5分ほど歩けば「うだつの上がる町並み」がありますから、小倉公園は美濃市の観光拠点にピッタリ。

次に小倉公園の地図をご覧ください。

小倉公園の地図
▲美濃市観光地図

公園内の敷地は、ほぼ山です。その山中に散策路が整備されており、丁度いい散歩コース。山頂へ行けば、お城の形をした展望台があります。

ミニ動物園なんてのもありますよ。動物園の前には、子供が遊べる遊具があります。芝生の広場も綺麗に整備されています。さらに、図書館まである。

この歴史ある看板をみると、公園内も古臭いかなと感じてしまうかもしれませんが、公園内は整備が行き届いており綺麗な状態です。どんな施設でも、お手洗いを見ればだいたいの評価はできますよね。ここはキレイです。

小倉公園の散策路

小倉公園の散策路
▲小倉公園の散策路

山の中を歩く散策路ですが、綺麗に整備されていて急な上り坂もないので散歩するには丁度いいと思います。この日は紅葉がきれいでしたね。

小倉公園の散策路

散策路は、ぐるっと回れば30分~1時間くらいでしょうか。気分転換にちょうど良い距離だと思いますよ。

小倉公園の展望台は城みたい!

小倉公園の展望台

鉄骨造3階建て、お城型の展望台。何故お城型なのか?

ここは、小倉山城というお城の跡地なんです。城主は飛騨高山藩主の金森長近。この人は有名な戦国武将で、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康などに仕えました。ちなみに長近の「長」は、信長の「長」から取ったと言われています。

小倉山城は、いわゆる戦闘のためのお城ではありません。関ケ原の戦いも終わった1605年に築城されています。金森長近の隠居城として建てられました。数々の戦を切り抜けてきた長近です。この隠居城では、城下町の発展だけを祈ってゆっくりと暮らしていたのかもしれません。

しかし、長近と小倉山城の命は短いものでした。築城から3年後の1608年には、長近がなくなり、その3年後の1611年には小倉山城は廃城となります。

そんな儚い運命のお城ですが、長近が生きた3年の間に築かれていった城下町があります。それが「うだつの上がる町並み」です。

現在も当時の街並みを残しているということで、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。その「うだつの上がる町並み」が展望台から一望できるんです。

金森長近になった気分で、展望台から城下町を見てみましょう。

小倉山城の展望台より
▲小倉山城の展望台より

とにかく、金森長近は城下町の安定的な発展を喜んでいるはず。現在では、観光バスで訪れる人も大勢います。海外からの観光客も多い。なんてったって、和紙の製法が評価され、ユネスコにも登録されたほどですから。

※展望台からは360°見渡せます。

小倉公園から望む長良川
▲小倉公園から望む長良川

清流長良川も御覧の通り。岐阜県が誇る長良川の関連記事も併せてご覧ください。

日本三大清流長良川
夫婦滝~分水嶺公園

小倉公園の動物園

サルやクジャク、鹿、アヒル達がいます。もちろん入場無料です。

小倉公園のサル
小倉公園のクジャク
小倉公園の鹿

子供たちが見れば喜ぶでしょう。鹿とかサルは、近所の山で捕まえてきたのかな?岐阜県の山には沢山いますからね。

私が幼少期の25~30年前には、ここにオオサンショウウオがいました。濁った水槽の中に、でっかい恐竜みたいなものがいて、今でも強烈に覚えています。今考えれば、すごい動物が飼われていましたよね。

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