今回紹介するのは、美濃市にある大矢田神社。
短くキーワードをまとめると、紅葉・建築・登山。
それでは、どうぞ。
モミジが3,000本

この神社一帯には、モミジが約3,000本存在しています。さらに老木が多いことから、昭和5年に国の天然記念物に指定されました。
本当はモミジがすごく綺麗なんです。ただ、ここ数年はマイマイガという蛾の幼虫が、葉っぱを食べてしまい、本来の力を発揮しきれていません。今年は少し落ち着いたようですが、マイマイガの大量発生が治まれば、もっと綺麗に紅葉するはずです。
ここ数年の間に、大矢田神社の紅葉を見に行かれた方。がっかりしたかもしれません。いずれまた、ここを訪れてみてくださいね。
紅葉の見ごろ
大矢田神社の紅葉は、11月中旬頃。
神社の建築
楼門

大矢田神社の楼門は、1723年に建てられたものです。
ちなみに、徳川吉宗が目安箱を設置したのが1721年ですね。
この楼門は、美濃市の指定文化財となっています。
本殿


大矢田神社の本殿は、1672年に建てられたものです。
ちなみに、1673年には呉服店としてよく知られている「越後屋」が開業されました。越後屋は、現在の三越の原点です。
この本殿は、国の重要文化財となっています。
屋台

たい焼き、豚汁、イカ焼き、たこ焼きなど。一通り揃ってます。
本殿までの参道
階段で上る道と、舗装された道があります。
階段で上る道は急坂でなので、結構疲れます。舗装された道をゆっくり上っていく方がオススメ。道中の紅葉がきれいですしね。
階段


急な坂道ですが、手摺があるので安心。石畳なので、濡れているときは滑りやすくなるのでご注意を。
舗装された道


こちらの道の方が紅葉がきれいです。ゆっくり上っていけるので、お子さん連れでも安心。
登山
この大矢田神社は、天王山という山の登山口にもなっています。

標高は537m。高い山ではありません。頂上まで1,200mですので、丁度よいハイキングになるでしょう。
山頂への道中も、紅葉がきれいなようです。ただし、傾斜がきつい所もあるようなので、注意してください。
まとめ
大矢田神社についてまとめます。
紅葉で有名なところですので、11月中旬~下旬に訪れるのが良いでしょう。
楼門・本殿は築300~400年で、格式の高い造りです。また、本殿は国の重要文化財にも指定されています。
紅葉を鑑賞しながらの、手軽な登山もできます。
地図
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